敗者のゲーム

確定拠出年金の設定やら、積立NISAやらをいじっているうちに、資産の一部をインデックス投資に回したいという気持ちが大きくなってきた。

と、いうことで、運用哲学で最高の名著と言われるこれを読んだ。

投資に成功するということは、値上がり株を見つけることでも、ベンチマーク以上の成績をあげることでもない。
自ら取りうるリスクの限界の範囲内で、投資目的達成のため、市場の現実に即した長期的な投資計画、特に資産配分方針を策定し、市場の変動に左右されず、強い自己規律の下で、その方針を守ってゆく、ということだ。
そうすれば、長期的な経済成長に見合う各資産の長期リターンを獲得することができる

だとすれば、最初の投資計画、資産配分方針が非常に重要だということになってくる。

性格

これは自分の性格にもfitする。

執着心と我慢強さ。これがあるので、一つの分野に執着して、未来を見通してポジションをとり、あとは周囲が何を言おうとそこに居座る。そんなスタイルがあっているんだと思う。

如何に自分の感情を排除し、実行できるシステムを構築するかが問題になる。 具体的には、現状資産をどうやって移行していくか、及び収入を如何に回していくか。アロケーションはどうするのか。

アロケーション

キャッシュフローは必要最低限でいい。(総資産の20%くらいか?)
後は米国債、ETF、 Bitcoin含む投機、事業資金に3:2:3:2くらいで配分したい。

自分の普段のお金の使い方をB/S P/Lに落とそうと言う発想もあったが、それならこの仕組をつくってしまったほうが早い。

弾言

未だに面白いビジネス書だと思う。 要はplで言う売上=収入を強制的にインデックス投資に回してしまうことで擬似的に小さくして、経費も小さくせざる負えなくすればいい。贅沢なんて、ほとんど生活の幸福度には影響しない。

絶対確実ではないが、誰でも、そこそこの確率(50%以上?)で億万長者になる方法。まず週に合計8時間、コンビニ等(時給1000円強)でバイトする。増えた収入の月3万円をMSCIワールドに連動するインデックス投信で積立る。そして、これを40年続ける。はい、億万長者(1億)の出来上がり

こんなツイートもあった。年率8%というのは相当インパクトがあるが、例えば年率5%で年間360万円を積み立てると、20年で億を超える。

もちろんこれは投機、事業でリスクを背負っていくための保険。