フィンテックの経済学

今更、経済産業省の出すキャッシュレス・ビジョンを読み返している。

キャッシュレス推進は、実店舗等の無人化省力化、 不透明な現金資産の見える化、流動性向上と、不透明な現金流通の抑止による税収 向上につながると共に、さらには支払データの利活用による消費の利便性向上や消 費の活性化等、国力強化につながる様々なメリットが期待される。

そもそも、どういう経緯でこれが生まれ、どう見ていくかを知りたくて、フィンテックの経済学を読み始めた。

ビットコイン、ブロックチェーン、暗号資産……経済の“血液"であるお金は、いまやバーチャルな世界で取引されるようになった。 キャッシュレス化は進むのか? 変革に付随した新しいビジネスはどう展開されるか? 実務にとどまらず経済学的視点を踏まえて第一線の研究者・専門家が先端金融技術の現在と未来、リスクや問題を総合的に解説・展望する最良の入門書。

フィンテックの発端をbitcoinとしているのは面白い。特徴として、民主化が挙げられているにも関わらず、排他性も併せ持っていて、これが話をややこしくする。

若干ブロックチェーンに話がよっている感じはあるが、何回も事あるごとに読み返したい本になっている。