kubernetes実践ガイド

概要を掴むために買った。

Kubernetesを活用した開発・運用プロセスのデジタル変革 本書では、クラウドネイティブに求められる背景やトレンドを押さえるとともに、「Kubernetes」やそのエコシステムを利用し、クラウドネイティブアプリケーションの実装について解説しています。Kubernetesはやそのエコシステムを活用することで、適切なインフラリソースの提供だけではなく、アプリケーションの開発や展開が、容易かつ動的に行える環境を構築できます。
本書の読者対象は、これからクラウドネイティブアプリケーションの開発・運用を始める方です。したがってその内容も、Kubernetesとそのエコシステムを活用したアプリケーションの開発、運用にフォーカスしています。最初にKubernetesそのものの仕組みの基礎を説明したあとは、その上で動くアプリケーションを運用するために必要なエコシステムやその活用方法に重点を置いています。
全体は、2部構成になっており、第1部では、Kubernetesの機能概要を紹介します。クラウドネイティブの考え方からKubernetesが提供するコンポーネントの役割まで、本書を読み進める上で必要となるポイントを取り上げます。
第2部では、Kubernetesエコシステムを活用して、クラウドネイティブアプリケーションの開発やその上で動くアプリケーションの管理方法を解説します。クラウドの特徴を活かしたアプリケーション開発や運用の重要性を取り上げます。

Dockerコンテナを使い始めてから、その便利さ、可能性には色々なんとなく気づいてきた。まとまった知識をつける。

ちなみにクラウドネイティブアプリケーションとは

クラウドネイティブとは、クラウドコンピューティングモデルの利点をフル活用してアプリケーションを構築し、実行するアプローチです。クラウドはこれまで、エンタープライズデータセンターを運営するにあたっての多大な設備投資や人件費の必要性を排除し、オンデマンドかつ従量制の制約のないコンピューティング能力に置き換えることにより、事実上すべての産業で競争環境を再定義してきました。ITコストの低減は参入障壁が低くなることを意味し、市場に新しいアイデアをいかに早くもたらすかが、競争上の優位性を決める鍵となっています。だからこそソフトウェアが世界を飲み込み、新興企業はクラウドネイティブなアプローチを用いて従来の産業に変革をもたらしているのです。

かなり詳細な解説が多めだと思っていたけど、コンテナオーケスレーションすらなんとなくの理解だった自分でもすんなり入ってくる構成になっていた。