2019年の5つの文章

本に限らない。自分に影響を与えた文章のリスト。

1位 LND Developer Site

2019年のはじめから、何度も何度も読んだ。使えそうなメモは

基礎を理解しようとして、BOLTの01-messagingの実装をnode.jsでnoise_streamと名付けてやってみたりもした

2位 レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き

ちっぽけな確実さは大きな嘘に勝る。

間違えて2冊買った本。フィレンツェに行って、ビンチ村までわざわざ行って、美しい街を見た。その経験によって忘れることのない存在感を放っている偉人。経験を重視して正しい理解を絶対視する姿勢はいつも見習いたいと思う。

3位 達人プログラマー

この本自体が、というよりは、プログラマーとして、という文脈。
ソフトウェアエンジニアに転身して一年、micro service、golang、layered architecture、git、shell、UML、gRPCなど、プログラマとして基礎から多様な技術にどっぷり浸かった。
技術ジャンルは多岐に渡るけれど、基礎的な考え方として達人プログラマーを置き、それを応用していくのが一番重要だと思っている。

4位 Binance Research

ARUTOKOのブログをフックとして。主に投機のため。結局、これをみてガチャガチャ投資やっても最終的にはあまりお金は増えないんだけど、リテラシーは確実に上がっていく。
もう少し大きい視野で、lifeforearthを見たりもしている。僕がなぜBinance(バイナンス)のBNBトークンに投資するのか?などの記事は、自分のものさしで測る大切さを教えてくれる。(賛成する、反対するは別として)
BNB、BRAVEあたりは投機の範囲を超えて重要なんじゃないか?という直感が始めている。

フラッシュ・ボーイズを読んでフロントランニングをやってみたいな思ったり、binance dexのAnti Front-Runningを読んでやっぱ無理かと思ったりした。
IEO、IDOで小銭を稼いだところでRUNE IDOへの投機失敗で全部利益が飛んだりもした。

5位 倒壊する巨塔

サイイド・クトゥブ、オサマ・ビン・ラディン、そしてテロを食い止めることができた唯一の人物と言われるジョンオニールと言った個人への焦点はもちろんのこと、CIA、FBI、ジハード団、アルカイダの関係性など、ぼんやりと知っていたキーワードがつながった。
あまりにも多くの犠牲が出て、一つの歴史・物語として片付けるのは難しい。だけど、オニールが失意のうちFBIを去った二ヶ月後、テロで死亡した(ビルにいた理由もストーリーを感じずにはいられない)ときの描写は印象に残る。

唯一つ例外があった。
今回犠牲になった様々な制服組は400以上に達したけれど、特別な扱いを受けたのはただ一例、ジョン・オニールの場合のみだった。彼の遺体は星条旗でくるまれ、救急車へ運ばれた。瓦礫を運ぶ警備兵、消防局の面々はいっとき手を止め、敬礼で彼を見送った。