The Mastermind

高かったし話題の本だったから躊躇したけど、興味深かったので買った。
日本題は魔王。 原題は『The Mastermind』で、このほうが天才であり、首謀者である、というニュアンスをよく表していると思う。

サイバー麻薬王が築き上げた恐るべき犯罪帝国の全貌とは?それは、数億ドル規模の米オンライン薬局事業からはじまった。海を渡る北朝鮮の覚醒剤とコロンビアのコカイン、金の延べ棒がうなる香港の隠れ家、イランとの武器取引、ソマリアの傭兵軍団、フィリピンの暗殺者たち、アメリカ政府でも破れない高度な暗号化プログラム―。すべての背後で糸を引く「魔王」の正体は?犯罪ノンフィクションの新時代を告げる一冊。

どんなドキュメンタリーか、についてはたくさんの記事が出ているし、bitcoinとの色々についてはビットコインの開発者「サトシ・ナカモト」の正体は、裏社会の帝王なのか?あたりを読めばわかる。(この説は個人的には無茶だと思うが)

ルルーが作ったE4Mの後継機であるTrueCryptoも開発が再開ししたみたいな記事もあったけど、githubを見ると結局とまっていそう。