2023年の5つの文章

peer-protocol blockstreamの公開したlightning networkのatomic swap protocol。 9月ごろから開発メンバーとなった。 ossへの本格的な参画も、lightning networkのprotocolレベルのプロダクト開発も初めてで、いい経験が出来ている。 lnbookで学んでいた仕様の背景の理解、そしてそこからの応用が見えてきた。 関係する技術スタックも都度、苦労しながら学んでいる。 Nix & NixOS swig c++ rust peerswapはprotocolの完成度は30%程度に見えるし、将来的に使われるものになるかも未知数だ。 Custom messageを使い、自身でなにかを作ることもできるかもしれない。 »

ライトニングネットワーク概要

ライトニングネットワークの概要を説明する 今回は技術的な詳細はおいておき、機能とビジネスユースケースについて紹介する 前提 ライトニングネットワークに入る前に、なぜビットコイン上にプロトコルが作成されることが重要なのか、を考える フェアネスプロトコル ビットコインやライトニングネットワークを "トラストレス "と呼んでいるのをよく耳にすると思う トラストレスという言葉は、システムの他の参加者を信頼する必要がなく運用できることを伝えるために使われる。ビットコインのような分散型システムでは、常に信頼できる相手と取引することを選択できる つまり実は、ビットコインのような分散型システムは、全くトラストレスなのではなく、プロトコルにトラストをおいている このような仕組みのことをフェアネスプロトコルと呼ぶ 現時点でフェアネスプロトコルが最も進んでいるは、BitcoinのコンセンサスアルゴリズムであるProof of Work(PoW)であり、 »

2022年の5つの文章

本に限らない。 ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと アーキテクトは手を汚さなければならない に、 優れたアーキテクトは、自分の専門分野に関しては少なくとも1つのツールのエキスパートでなければなりません。アーキテクトは、手を動かさなければならないのです。 というものがある。 2022年は、TLとして所属するチームが拡大していき、油断すると調整に時間を取られ、作業時間が取れない状態に近づいた。 しかし、価値ある行動が取れたとあとで振り返れるのは、いつも自身が手を動かしていた領域に関わるときだった。どこか一部分でも頭を悩ませていれば、なぜか他の部分もクリアに見えてくるものだと実感した。説得力も大きく違う。 組織拡大に伴ってあるべき姿を模索してチームトポロジー、Googleのソフトウェアエンジニアリング:5章 チームリーダー入門、リーダーの作法、エンジニアリングマネージャーのしごと、 »

2021年の5つの文章

本に限らない。 マイクロサービスパターン 2021年の9月から新しいチームに移り、立ち上がりからマイクロサービスの設計を行っている。 2018年の12月頃からバックエンドエンジニアになって、2019年からは大規模で急成長しているサービスの開発機会に恵まれた。 今年はそれまでの経験を活かしてシステムを作るというチャレンジができている。 「サーガによるトランザクション管理」が最も重要な章になった。 saga patternで例示されている、「order service」に近いサービスを設計、開発しており、多数のMS間のデータ整合性を担保するための方法を模索している。 現状は、厳密にOrchestration-based sagaを採用しているわけではなく、state patternを使って管理している。 多数のMSの立ち上がりを行っていることもあり、「マイクロサービスアーキテクチャにおけるビジネスロジックの設計」を読んで、clean architectureという概念を改めて学び、 »

エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング

エンジニアリングにおける課題を解決する思考の整理方法やメンタリング手法を、 さまざまな企業の技術組織アドバイザリーを務めている著者が解説。 若手を戦力として育て上げ、成長する組織を設計・運営するためにおすすめの1冊です。 まとまったなにかがあるわけではないが、「エンジニアリングにおける課題を解決する思考」の道具箱が提供されている。 この本をパラパラとめくり直せば、組織問題で困ったときにヒントがあるのかもしれない。 »

HIGH OUTPUT MANAGEMENT

マネージャーにおすすめされて読んだ アウトプットを最大化するための仕事の基本原理とは、マネジャーが最も注力すべき仕事はなにか、タイムマネジメントの方法、意思決定のときにしてはいけないこととは、ミーティングはどう進めるべきか、1対1の面談(ワン・オン・ワン)ではなにを話すのか、人事評価はどう判断すべきか――。 マネジャーなら誰もが悩むことに答えてくれる、実践的で役に立つアンディ・グローブのアドバイスが満載の経営書である。 いい本だった。 マネージャーがどういうことに悩むのか、がイメージできる そして大企業のceoでも、基本的に問題は変わらないのだろうなあと 最初に出てくる朝食工場の解説を読むと、アンディ・グローブがこの手のことを考え尽くしていて、エッセンスを伝えるための比喩が浮かぶレベルまで来ているのだいうことを感じる。 »

ソフトウェア・ファースト

MicrosoftやGoogleで世界標準の製品開発に 携わってきた技術者が書き下ろす、 あらゆるビジネスが「ソフトウェア中心」に刷新される 今必要な次世代型サービス開発の要諦 今風の開発風景が網羅的にまとまっている »

ブレイブストーリー

僕は運命を変えてみせる――。勇気と感動の冒険ファンタジー、ついに文庫化 亘はテレビゲームが大好きな普通の小学5年生。不意に持ち上がった両親の離婚話に、ワタルはこれまでの平穏な毎日を取り戻し、運命を変えるため、幻界〈ヴィジョン〉へと旅立つ。感動の長編ファンタジー! 面白いかった。 思ったいたより重い設定。 »

坊っちゃん

本当は「吾輩は猫である」も「三四郎」も「それから」も読んだのだけど、うまく咀嚼できていない 俺の頭が足りないからだと思うんだけど、その中でも坊っちゃんは郡を抜いて読みやすい 親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている――。 歯切れのよい文章のリズム、思わずニヤリのユーモア、そして爽快感。マドンナ、赤シャツ、山嵐…、登場人物もヒト癖、フタ癖。自身の体験をもとに描く、漱石初期の代表作。 なんと言ってもこの小説はスッキリしている 自分の手元にある小説だとあらすじが最初についているのだけど、3ページで終わり、それで十分網羅的なのだ だからストーリーだけが重要な類のものではなくて、 »

インドへの寄付

コロナの感染爆発を受けて、長くインドに滞在したこともあり、寄付をした。 btcを通じて行った。Polygon(旧 Matic)の共同創業者が世界からの寄付を呼びかけ、Cosmos Indiaも参加している。 Joining the call by @sandeepnailwal and calling on the incredible @cosmos community to support the initiative. »