Bletchley Park

年末年始。彼女が仕事が始まってから暇だったのでロンドンをぶらついていて、ここも行ってきた。滞在していたVictoriaから電車で1時間くらいの場所にある。

コンピュータの生まれた場所、とも言える場所に行けたというのと、そこの独特の空気感はいろんなことを考えさせてくれた。(人も殆どいなかった)

Bletchley Park

映画のイミテーションゲームを見た人なら、馴染みと思われる。

ブレッチリー・パーク (Bletchley Park) は、イギリス バッキンガムシャー ミルトン・キーンズ ブレッチリー(英語版)にある庭園と邸宅。かつてのステーションX (Station X) の暗号名でも知られる。 第二次世界大戦期に政府暗号学校が置かれたことから、現在は第二次世界大戦の暗号解読をテーマとした博物館となっている。

第二次世界大戦時、ドイツ軍の暗号機エニグマを解読する、ボンベが作られた場所。

終戦を2年ほど早め、約1400万人の命を救ったともいわれている功績があるが、ここでそんなことが行われていたことが信じられないくらい、静かな場所だ。

グーグルが協賛していて、そこのメッセージを意味をつかめる程度に日本語訳してみる。

なぜブレッチリーパークが重要なのか

「異国の地で、彼らは物事に違う姿勢であたった。」
テクノロジーにおいて、この発言は真実だ。少しみるだけでも、ブレッチリーパークが時代の先を行っていたことがわかるだろう。

彼らは戦争を終わらせたばかりでなく、コンピュータの時代を形成した。 アラン・チューリングの論文がエニグマを解読するボンベに対して実行された場所である。コロッサスという、プログラマブルなコンピュータのもととなるものだ。

もう一つ、コンピュータが生まれたのと同様に重要なことは、ブレッチリー・パークの姿勢である。寛容な雰囲気の中で、聡明な心をもつ人々の出会いの場所となっていた。 一般常識のようなものは脇におかれていた。

重要なことは、その人が何をしたか。性や、社会的な性、性別、所属やその他の肩書は意味をなさなかった。幅広い才能をこの場所は集めていた。

今日においても、この姿勢は多様性の強さを示す参考になっている。 グーグルは未来を見据えて、私達に道を示してくれたこの場所を忘れることはしたくない。ブレッチリー・パークの歴史を次の世代まで語り継いでいきたい。